人が成長し、変わり、良い結果を出すために時には過去に起きた事柄への理解や記憶を新たにすることが重要になります。
「過去は変えられるのか?」
長く生きれば生きる程、殆どの人が思い出したくない過去、起きて欲しくなかった事柄、やり直したいと思いっている過去があります。しかし、現実世界の中では物理的に過去を変えることは出来ません。
しかし、我々人間の記憶や理解には多少なりとも記憶バイアスがかかっており、脳による記憶の改ざん、思い違い、理解不足、自分本位な解釈などがあるので余り自分の記憶の正しさに執着したり、信頼しすぎない方が良いのです。世の中にこれ程の多くの口論、裁判があるのは記憶バイアスによる不確かな理解や記憶が殆どの原因です。
時に人の心には「苦い胆汁と不義の縄目がからみついている」と聖書(使徒行伝8-23)に書かれています。
私達は自分の記憶を通して過去に戻り、人生を苦く、悲しく、怒りで汚染されてしまった過去の記憶を有意義で、意味のある過去に変えることが出来ます。そうすることによって脳の働きが変わり、前向きで、建設的な解釈を過去に加えていくことが出来、人生を幸せで意義のなるものにすることができます。
興味のある方は一度私達ラボニのセッションを受けてみてください。
毛利英慈
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