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聖書

預言と予言・占いの違い

皆さんは預言と予言の違いを知っていますか?またでは占いとの違いはどうでしょう?ここでは予言の歴史を追いつつ、この3つの違いを解説していきます。

1.預言の歴史

預言とはキリスト教において神から言葉を貰うことです。聖書ではもともと神はアダムとイブに直接様々のことを語られていました。しかし、彼らが禁断の果実を食べてしまった結果悪と罪が地上に蔓延してしまい、神は例外を除いて「預言」と言う形で人々とコンタクトを取るようになったとされます。
明確に「預言」と言う形で文章に残っているのは約3千年前に書かれた「モーセの5書」にあります。その後、約2800年前のイスラエル王朝の時代の書には幾人もの「預言者」がいて、人々は困った時に「預言者」のもとに行き、お伺いを立てに行ったと書かれています。当時はある意味では現代の「占い」の感覚で預言を貰っていたのかもしれません。

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2.預言と占いの違い

占いの歴史は預言の歴史と同じように古くからあり、又多種多様です。

例えば風水、星占い、タロット占い、氏名、亀の甲羅、動物の臓器等基本的には目に見えるもの、物理的現象を通して占い師が各々の考え方や解釈で運勢や未来を伝えます。

預言は神に直接つながり言葉を神からを受け取ります。また、聖書の中で占いは否定されています。

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3.「預言」と「予言」の違い

多くの方が「預言」と「予言」が同じ発音のため、同じものと勘違いしてしまいがちなのですが、根本的には異なる意味になります。

まず「予言」ですが「予」の意味は前もってになります。天気や災害または経済の動向、戦争の予測など、未来について明言して伝えることを「予言」と言います。この言葉の場合、神の啓示である必要はなく、その人の推測や研究データ、直感を基にするので人間的な要素が多くなります。

では「預言」とはどういうものなのでしょうか? それは神の思いや意志を言葉で貰うことを指します。そして、貰った言葉を人々に伝える人が預言者になります。神から頂く預言は幅広く個人の事柄から、世界レベルの問題まで、現在と未来における様々な預言があります。

つまり預言の本質は、人の徳を高め、励まし、慰めるためにあり、預言は自分や周りの人を幸せにする力があるのです。

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4.そもそも聖書とは

聖書は約2000年前から~3500年前の間に約40人の預言者、使徒達などによって書かれ、神の言葉や思い、また、人としてのあるべき生き方を教えてくれます。

現在でも、世界のベストセラーであり、歴史的観点からしても正しく「人類のバイブル」です。
西欧では聖書が人々の倫理観を基礎づけており、グローバル化したこの世界で、成功と幸せを手にするには聖書の知識や思想を知ることが大切です。

そして、その聖書を際立ったものにしているのが「預言」の存在です。

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